メモリーエラー

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ピーピーピーピー



月曜の朝、兵舎の自室でひげ剃りをしていたらトランスミッターがなった。

リチャードからだ。





「ふざけんなよお前、音にビビって剃刀で鼻の下えぐられたじゃねえか」


『それは済まない』


「まあ嘘だがな。で、どうした」



『ビグスリー少尉からお使いを頼まれたんだが、オレ、今日は身内の法事に行かないといけないからさ。代わりに頼めるか?』


「あーっ…、場所によるな」


『この前行った工場あるだろ? そこの管理室にあるアヴィーナのデータが欲しいんだと』




……!

工場…だと?




「任せとけ。ただしこの前のAVは今日中に返せよ」


『いや、実はまだ見てなく…』




接続を切る。





エミリと会える。

それだけでもやる価値がある。




俺はさっそく糞暑い中防弾チョッキに戦闘服を着た。



ついでにあのイカれた博士を殺す。



俺は奪い取った、たくさんカギのついたキーリングを既に持っている。

今考えれば管理室のどこかにカギのかかったメインサーバールームがあり、それを破壊すればロボットを停止できるはずなのである。

これで護衛ロボットは怖くない。



最後にレーザーライフルを持って部屋を出た。

部屋を出ると今日はみんな任務がないためか、俺を不思議に目で追っていた。


今に見てろよ。
また俺の手柄だ。








⇒しおり挿入


⇒作品艫激rュー
⇒モバスペ脾ook