ERIKA

困惑 1/3




ようやく、やっと、ついにだ。

ついに待ち望んだ芸術のその美を堪能できる。




車の助手席の上に散乱した工具を整理しながら思いました。




今までこの5日間、嘘を嘘で塗り固めて、人を変えてまで彼女に天国を味わわせてやった。


次は地獄だ。



…色々無理が生じて少々強引なところもあったりはしたが、

……。

まあ大したことはない。
どの道こいつを殺してしまえば俺は、結局いつもの俺ということになる。
周りに何か言われることはもうない。






少女をかくまっている間は、彼女に気をつかったり部下に知られないかだとかで精一杯でしたが、大佐はようやく今、当初のモチベーションを取り戻しつつありました。



整理を終えると早々に少女を助手席に乗せて、アクセルをぐっと踏み、車を走らせました。


もちろん彼の別荘などは存在しません。

ただただ、どこまでも続くかのようなうっそうとした、人気のない森の中へと車を走らせました。







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