ERIKA

出会い 1/3





ある日ローリッツ大佐は、何か他に美しい虐殺の仕方はないかと考えていました。



しかしこの日ヒトラーから、


「お前の囚人の私的使用が目立つ。生産性のあるユダヤ人を殺すのは控えろ」


との連絡が入ってしまいました。



あのヒトラーにまでそう言われるくらいなのだから、相当な数のユダヤ人が毎日ローリッツ大佐によって殺されていたのでしょう。







「つまんねーな」




などとグチをこぼしながら、大佐は気だるそうに乗馬ズボンのポケットに手を突っ込み、今日は仕方なく一人も殺さずに自分の宿舎に戻りました。

(収容所には親衛隊員たちの宿舎が隣接しているのです)




部屋に入ると何も考えずにベッドに大の字に寝ころぶ。




と、あることに気付きました。





「なんだ…?」





よく見るとベッドの枕側の方の布団がやたらと盛り上がっていて、微妙にモコモコと動いています。




「冗談だろ…?」




大佐はベッドから起き上がると、荒々しく布団をはぎ取りました。





「……!」







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